育った環境って怖い…

雪猫つくづく感じる

育った環境って怖い…

【基準】というものがあってないようなもの、
常識が育った環境で全然変わってくるから怖い…

もし、『え～』と思うようなことがあっても、真っ向から相手を否定したら絶対に良くない結果を生む
特に職場は気をつけたほうが良い


雪猫の上司は少し珍しい育ち方をしている
いつでもどこでも親が何不自由ないように育ててきたので、
嫌なことは何でも人にやってもらおうとする
それも、それが彼女にとっては自然なことで後ろめたさや、意地の悪さは全くない


仕事帰りはいつも家族の誰かが会社迄迎えに来る
親が何でも買ってくれる
例えば、20万円のシャネルの鞄とかもポンっと買ってもらう

決してお金持ちではない！


貯金は一切しない、そんな親らしい…


いつも家族で行動していて、一人で何かをすることが
なかなか出来なかった


例えば、誰も帰っていない家に帰るのを異常に嫌がる
帰って炬燵が温まっていないのが嫌らしい


お昼ご飯も母親がわざわざマクドを買って届けに来る


とにかく不思議な不思議な家庭


お金持ちではないけれど、金銭感覚がまるで違うので
ずいぶん大変な思いをすることもある


雪猫は学生時代、当時既に珍しかったけれど
ある家に下宿していた
６人が２階で共同生活をしていた
みんな出身地は別々、しかもみんな十代でお年頃
考え方の食い違いでずいぶんもめた


中には黙って大学を退学して実家に帰ってしまった子もいる


自分を他の子に合わせる必要はないけれど
他の子の考えを認めることは大切だ
自分が一歩ひくことで、相手も一歩ひくことは多かった


雪猫は幸い学生時代にそれを体験学習できた


それでも、今の職場のこの上司と付き合うのは大変だ


言ってみれば、考えかたが子供
何か少しでも面白くないと思えばすぐに無視を始める
いつも家族が彼女が困らないように快適な環境を作っていたから
不愉快な思いに耐えられないのだろう


雪猫の家も家庭内別居で変わっている


雪猫の娘はどんな娘になるんだろう
こんなにギクシャクしたいや、他人同然に無視しあう
親を見て育ったら…


雪猫の責任だ
円満な家庭を与えることはできなかったけれど、


他人を大切にすることだけは忘れない子になってほしい
他人を真っ向から否定する人間にだけはならないように


育った環境は人の人生の半分くらいを左右する
雪猫はそんな気がする

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